予約枠の使い分けは?
<10分枠>
病状が比較的安定していれば、
薬物調整のための問診と、1~2件の具体的な質問に応じる時間は十分確保できます。
診察を効率的にするため、
薬物調整の希望内容や屯用の量、次回の予約日などを、
診察前に記載しておく「診察メモ」の書式を用意しています。
ご活用ください。
<20分枠>
次の場合は、10分枠では収まらないので、この枠をご利用ください。
*前回診察からの経過をある程度まとまって話したい
*それを踏まえて、担当医とのディスカション(小精神療法)を希望する
*病状が悪く、治療方針の修正が予想される
*内容の相談を要する診断書の発行を希望する
<40分枠>
次の場合は、20分枠では収まらないので、この枠をご利用ください。
*前回診察からの経過をしっかり話したい
*それを踏まえて、担当医との踏み込んだ会話(精神分析的精神療法)を希望する
*病状が比較的重症で、相談項目が多く、毎回の診察が20分枠で収まらない
*入院の検討、休職・復職の判断など、大きな治療方針の転換が予想される
*家族や職場上司の同伴で、参加者全員の発言が必要な場合
<60分枠>
瑞枝カウンセリングオフィスでは、50分枠が基本です。そこに、10分枠の薬物調整に
関する診療時間を加えた枠、とご理解ください。
*活動記録表を活用した、気分障害、不安障害、摂食障害などの行動療法
*PTSD、複雑性PTSD、解離性障害などの心理教育や精神分析的精神療法
*発達障害や統合失調症などの、心理教育・生活指導や支持的精神療法
*クライアントの表現活動(写真、文章など)を素材とした表現療法
*復職・就労のためのリハビリのデザイン
*職場面談、家族面談
*診断困難や治療抵抗性のケースに対するセカンドオピニオン
<80分枠>
上記の要件が重なると、80分を要する場合があります。
*20分枠の通常診療に、特定のテーマに関する50分枠の心理カウンセリングが必要な場合
*40分枠の要件が重なる場合(大きな治療方針の転換を、家族や職場上司と相談する場合など)