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2018/01/28

踊る精神科医に聞くホントのところ、どうなの? 第7回:精神科医療やカウンセリングって、感情労働なの?

踊る精神科医に聞くホントのところ、どうなの? 第7回:精神科医療やカウンセリングって、感情労働なの?

第6回の続きです。
前回は、対応の悪いスタッフがいる背景に、
感情労働を目指しつつも、
それがうまくいっていないという事情を見てきました。

感情労働とは、
よくない感情(怒り、イライラ、軽蔑、憎しみ 等)を抑制し、
よい感情(愛情、いつくしみ、優しさ 等)をともないつつ、
サービスを提供すべき、とされる、労働のことで、
典型は看護師さんです。

でも、それで本当に良いのか?

今回は、
そもそも、治療のゴールは、
患者さんも、治療者も、同等な立場で、
感情を表現し、交流できるようになることではないか?

感情労働としての関わりだけでは、
それは達成できないのではないか?
という観点から、

患者さんとスタッフとの関係に
一石を投じています。