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2020/03/08

スピリチュアル・リテラシー入門⑥:自分が宇宙全体と相互作用していることを知る


さて、今回は
スピリチュアル・リテラシー入門の
6回目です。

前回は、こちら↓

シンディのSQ21の中の、
今回は

No.6「自分が宇宙全体と相互作用していることを知る」

これに、取り組んでみましょう。

・・・

言い換えると、

自分という存在が、
より大きな仕組みの中の
一部であると自覚する、
ということです。

どんな状況か、
イメージ、何か浮かびますか?

・・・

シンディは、例として、
人間と、地球の自然環境との
相互作用を挙げています。

二酸化炭素による地球温暖化は
このタイプの相互作用の、
わかりやすい例になります。

より大きな仕組みとは、
この場合、
惑星規模の物理化学の法則、
になります。

でも、
これを「考える」だけでは、
SQは上がりそうにありません。

母なる地球の危機を「感じ」、
人類はその回避のために
協調できると「信じ」、
具体的な解決策に「動く」
という体験をしない限り、
単なる良識、にとどまります。

その意味で、例としては、
ちょっとインパクトに欠けます・・・
(シンディ、ごめん)

・・・

例として、次のような
10代の小椋のエピソードは
どうでしょうか。

高校を中退して
引きこもっていた時、

街の書店で偶然見つけた、
土方巽(ひじかたたつみ)という
前衛舞踊家の写真集に
啓示を受け、

あ、この人、
自分と同じ病気なんだ、
それだけじゃなく、
踊れば、
生き延びることができるんだ、
と悟って、

即、田舎を捨てて
上京したのでした。

※ちょっと詳しくは、
こちら↓

土方巽はすでに
あの世の人でしたが、
ふつうなら、
その一門(暗黒舞踏)に
入門しますよね。

それが、真逆の、
クラシックバレエの門を
叩いたのです。

だから、
わかりやすい「憧れ」とも
違っていました。

このエピソードって、
今回のテーマと
どう、関係するのでしょうか?

・・・

このシリーズですでに登場している、
ハイヤーセルフ、という用語を
便利に使わせてもらうと、
次のような状況だったと、
説明できます。

※当時は、そんな用語など
知りませんでしたが。

※再掲します
エゴ:自己中心的な自分
ハイヤーセルフ:自己中心的ではない自分

土方巽の
ハイヤーセルフは、
土方自身に、

お前は、
お前の踊りを踊らないと
発狂するぞ、
と教えていた。

土方の写真集を見た小椋は、
その状況を即座に感知し、
と同時に、

小椋自身の
ハイヤーセルフが、
小椋自身に、

お前も、
お前の踊りを踊らないと
発狂するぞ、
と教えた。

・・・

30年以上たった今も、
土方巽のことを思い出すと、

自分は、自分を超えた
より大きな仕組みの一部なんだな、
という感慨が、
しみじみとわいてきます。

土方のハイヤーセルフと
小椋のハイヤーセルフとは、

五感を超えた世界のどこかで、
つながっている、
そして、それぞれを
救おうとしている。

自分は、
赤の他人の土方と、
そして、
それぞれのハイヤーセルフと、
相互作用、しまくっている。

・・・

人は死んだら
無になるという見方で
苦しんでいて、

SQ21の
No.6「自分が宇宙全体と相互作用していることを知る」
に取り組む時、

Do: 
自分が強い影響を受けている
人物や作品について振り返りつつ、
その人物や作品と、自分、
その両者を含む、
より大きな仕組みとは何か、
探ってみる。

Don’t: 
相互作用を、
知的理解だけにとどめてしまう。

次回は、
ヒトとペットとの交流の例を挙げて、
同じテーマをより親しみやすく
お伝えする予定です。

いかがでしたでしょうか?
同じ悩みをお持ちの方は、 
ぜひ一度、お問い合わせください。 

※アイキャッチ画像は
広島市現代美術館開催の
展覧会(1991年)ポスターより掲載